冬季スポーツ
2023/11/12 22:35

20歳の堀川桃香が女子3000メートルでW杯個人初表彰台となる2位【スピードスケートW杯】

レース後、手を上げて歓声に応える堀川(撮影・金本綾子)

■スピードスケートワールドカップ帯広大会 最終日(11月12日、明治北海道十勝オーバル)
▽女子3000メートル

母・智子さんの誕生日に最高のプレゼント

 うれしいW杯初メダルとなった。堀川桃香(20、富士急行)が3000メートルで4分3秒42で2位に入り、W杯で初めて表彰台に上がった。「個人レースでのメダルは初めてなので、すごくうれしいです。ちょっと信じられないぐらい」と屈託なく笑った。この日は母・智子さんの50歳の誕生日。家族と一緒にスタンドから声援を送っていた母へ、最高のプレゼントを届けた。

女子3000メートル2位の堀川の滑り

 

パシュート優勝も ひと味違う個人のメダル

 世界でも戦えるポテンシャルを見せた。最終組が終わり、メダルが確定すると、飛び跳ねて喜んだ。11日には高木美帆(29、TOKIOインカラミ)と佐藤綾乃(26、ANA)と組んだチームパシュートで優勝していたが、個人でつかんだメダルはひと味違うものだった。「パシュートは2人の力が大きかったので、取らせてもらったメダル。今回はしっかり自分で取ることができたメダル。家族だったり、友達の方が見に来てくれている前で、こういう結果で終われてうれしい」と素直に喜んだ。

昨年12月の全日本選手権は高木を破って優勝

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