冬季スポーツ
2023/11/11 22:45

自分自身も驚がく?! 山田将矢が前日Vの勢いそのまま男子1500メートルでもまさかの優勝【スピードスケートW杯】

レース後、タイム表示を見てガッツポーズを見せる山田(撮影・金本綾子)

■スピードスケートワールドカップ帯広大会 第2日(11月11日、明治北海道十勝オーバル)
▽男子1500メートル

覚醒の兆し 「まさか1500メートルで優勝できるとは」

 自らも驚く2冠達成となった―。10日の1000メートルでW杯初優勝を飾った山田将矢(27、ウェルネット)が1500メートルでも1分45秒57をマークし、金メダルを獲得した。「まさか1500メートルで優勝できるとは」と、驚きを隠さなかった。覚醒の兆しを見せる27歳。この追い風を逃すわけにはいかない。

男子1500メートル優勝の山田(手前)の滑り

 

タイム確認して右拳を突き上げ

 手応えのある滑りだった。1500メートルを滑り終えてタイムを確認すると、右拳を突き上げた。最終組で滑ったジョーダン・ストルツ(19)は1分45秒59。わずか0・02秒差で上回ると、一気に破顔した。「信じられないですね。地元の利も生かして勝てたことを大きな自信にしたい」と、さらなる成長を誓った。

足首痛に悩まされ、引退もよぎった中で所属チームの廃部

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