コンサドーレ
2023/10/15 22:00

札幌の三上大勝代表取締役GMがオンラインミーティングを実施 187人のファン・サポーターが参加

1時間40分にわたり意見交換

 北海道コンサドーレ札幌の三上大勝代表取締役GM(52)が15日、ファン・サポーターとのオンラインミーティングを実施。事前応募で募集した187人と『残り5試合について』『シーズン移行について』『これからの北海道コンサドーレ札幌について』をテーマに約1時間40分にわたって意見交換を行った。

残り5試合でトップ10目指す

 『残り5試合について』では、三上GMが改めてシーズン当初からの目標であるトップ10以内を目指す方向性を明言。今まで積み上げてきたものをさらに積み上げつつ、できなかったことを修正していくための5試合にしたいと語った。そしてまだ確定していない残留を確実にした上で、勝ちにこだわりつつ若手育成や戦術的な新しいトライを行っていきたいとコメント。今季のリーグ戦でのホームゲームで、ここまで4勝2分8敗と結果を出せていないことを課題と捉え、ホームゲーム残り3試合は結果にこだわる姿勢を口にした。

 参加したサポーターから札幌ドームの芝生のコンディションについて質問があり、それに対して札幌ドームの担当スタッフと宮の沢白い恋人サッカー場のグラウンドキーパーがチームとなって、芝生の改善に向けて検討を行っていることを説明した。

道民の冬期間のスポーツ環境改善につなげる

 続く『シーズン移行について』は、8月の説明会で示した「条件付き賛成」のクラブ姿勢を改めて表明。その条件として「自治体、パートナー企業、そしてサポーターにきちんと説明し、同意をある程度得られる」「降雪地域に対してのケアをJリーグ、JFA、そして当該クラブ、当該自治体、ホームタウンがどういう風な取り組みの中で改善していくか、方向性をしっかり出してもらう」ことを挙げていると説明した。

 「条件付き賛成」の理由として、フットボールの観点からは夏の猛暑の中でかなりの試合数をこなさなければならない状況を問題視し、ファン・サポーターに見せるサッカーの質が担保できないこと、そして全国のJクラブで観客やクラブスタッフが猛暑による体調不良者が多く出ていることを挙げた。また一方で、降雪地域に屋内施設をつくっていこうとする発想があることから、それを道民の冬期間のスポーツ環境の改善につながる大きな一歩になりうる考えに基づいてのものであることも説明した。

ミシャ退任後も攻撃的サッカースタイルを継続

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