ファイターズ
2023/09/09 19:50

《岩本勉のガン流F論》スーパー全力投球に感じた加藤貴の違和感

■パ・リーグ22回戦 西武7ー2日本ハム(9月9日、エスコンフィールド北海道)

明らかに違った投球スタイル まるで若手サウスポー

 いつもの加藤貴とは明らかに違った。それが顕著だったのが三回だ。8番の古賀に先制弾を浴びたシーン。フルカウントからの8球目。勝負球は高めに浮いた。中村に許した3ランも同様だ。カウントこそ2―2ではあったが、仕留めにいったボールが制球できていなかった。

 追い込んでから、まるでパワーピッチャー、若手サウスポーのような全力投球。ボール先行も目立ち、結果球のコントロールをことごとくミスする。こんな彼を見るのは初めてかもしれない。そこには「のらりくらり」の表現がピッタリの〝らしさ〟はなかった。

これまで披露してきた加藤貴らしさとは

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