町田から飛び道具持参で新加入 湘南ボーイ・DF内田瑞己「機会があればガンガン」
町田から新加入したDF内田(右)が守備練習で汗を流す=撮影・西川薫
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月13日、沖縄・金武町陸上競技場
11対11のミニゲームでは右SB
キャンプ2日目は2部練習が行われ、午前はハーフコートで11対11のミニゲームを行った。町田から新加入した〝湘南ボーイ〟のDF内田瑞己(26)は、持ち味である対人の強さと飛び道具を武器にポジション争いを勝ち抜いていく。
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例年より早い2月8日の開幕戦へ、沖縄の地で早くも定位置争いの号砲が鳴った。練習生も含めてメンバーを3班に分け、入れ替わりながら約1時間の11対11。4バックの右サイドバックでプレーした内田は「経験したことのない強度だったり、球際の強さ、切り替えの速さがすごい刺激になったし、4-4-2のポジションでは新加入ってこともあって周りの選手の特長を早く認識しないと」。身振り手振り、声も交えて周囲とコミュニケーションを図り、激しい競争に食らいついていくつもりだ。
茅ヶ崎育ちでサーフィンにも慣れ親しんできたDF内田
父の影響でサーファーに
キリッとした金髪に加え、日焼けした精悍な顔つきでちょっとイカツい雰囲気を醸し出す26歳。神奈川県・茅ヶ崎市出身とサーフィンのメッカで育った。内田も幼い頃から波に乗っており、「(地黒は)おやじがサーフィンをやっていたんで。僕はやっていたというか、やらされてた。小っちゃい頃、お父さんに連れられて、海に投げ出されてた(笑)」。サッカーと平行していた時期も長く、中学時代はスケボーにも熱中するなどアクティブな少年時代を過ごした。
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近所でサザンのライブがあると…
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茅ヶ崎が誇る大スターと言えば、サザンオールスターズ。実は「桑田佳祐さんは、(出身校が)小中ずっと一緒なんです」と明かしてくれた。「さすがにお会いしたことはないですけど、サザンオールスターズは近所の公園とかでライブするんです。近所なんで友達の家も近所だから、みんなで庭でバーベキューしながら音漏れを聴く」と、なんとも恵まれた環境で育った。
町田での経験が讃岐時代にも生きた
本業のサッカーでは、湘南の育成組織で育ち、平塚学園高、国士舘大を経て2022年にJ3讃岐入りし、プロ1年目から25試合に出場した。23年に町田に移籍するも24年から期限付き移籍で再び讃岐へ。「大学1年目で良い経験ができたんすけど、町田に移籍して、讃岐では経験できなかったプロの意識というか、選手一人一人のサッカーに対する向き合い方とかが、もうレベルが違った。プロって本当にこういうものなんだなというのを教えてくれた。町田で結果がついてこなくて讃岐に行ったんですけど、その経験があったからこそ2年間ずっと試合に出続けられたのかな」。その後の讃岐では2年連続で37試合に出場するなどキャリアハイの数字を残して札幌に完全移籍した。
全体練習後、国士舘大の後輩・DF川原(左)と談笑しながらランニングするDF内田
24年に共闘した西野とは固い絆に
また讃岐では、24年8月から育成型期限付き移籍で入ってきた札幌の道産子DF西野奨太(21)とも一緒にプレー。「最初はやっぱりあいつも馴染むのに時間がかかったけど、馴染んでから試合にコンスタントに出ていたので、そこからはもうかわいがっていました」。約4カ月の短い期間だったが、2人は11試合で同じ試合に出場。固い絆で結ばれた。
今回の移籍が決まると、すぐに内田から西野へ「おまえしかいないって。おまえしかいないから頼む」と連絡を取った。すると西野から「まあ、俺についてくればコンサドーレは間違いない」と、ドヤ顔の返信が届いたという。沖縄ではホテルも同部屋で「一緒に夜ご飯を食べて、温泉、大浴場に入って、それぞれの時間を過ごしてますね」と心強い存在のおかげでチームに溶け込んでいる。
町田仕込みのロングスロー
町田と言えば、ロングスローを起点とする得点パターンが有名。内田も町田で過ごした1シーズンに「やらされましたよ、もちろん。身についたかどうかは分からないですけど、まあ、投げられない方ではないですね」。これまでの札幌は、あまりロングスローを多用するチームではなかったが、「機会があれば、ガンガン行きますよ」。札幌に新たな飛び道具が加わった。
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