千葉・成田市のホテルで帰国会見　伊藤らメジャー組を除く全選手が参加

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）で３大会ぶりの世界一に輝いた日本代表「侍ジャパン」が２３日、千葉・成田市のホテルで帰国会見を行った。栗山英樹監督（６１）ら首脳陣、メジャー組を除く選手全員が参加。スーツ姿で登壇した日本ハムの伊藤大海投手（２５）は「僕自身、この大会で頑張ってきた先輩方の姿を見て、今大会で投げることを楽しみにしていたので、そこに立って最高の結果になったことをうれしく思っています」と語った。

感謝しきりの栗山監督　「ありがとうという言葉しかない」

　チームは決勝が行われた米マイアミからチャーター機で帰国。栗山監督は「日本でたくさんの人が応援してくださったんだなと空港に着いた時に感じました。選手たちが頑張って勝ちきってくれた。多くの日本の皆さんの思いが力になりました」。ともに戦った選手たちへ「僕からは〝ありがとう〟という言葉しかないですけど、野球ファン全員の思いを込めて〝ありがとう〟という言葉です」と感謝していた。