ファイターズ
開幕投手の加藤貴 エスコンのマウンドを確認 大役へ気持ち新た

一目散にダイヤモンドの中央へ 加藤貴節も披露
開幕投手を務める日本ハムの加藤貴之投手(30)が1日、エスコンフィールド北海道での初練習に参加した。グラウンドに姿を現すと、一目散にマウンドへ向かい〝仕事場〟を確認。「みんなが見ていたので、一応行かないといけないかなと思った。(開幕戦は)あそこで投げるので。札幌ドームとそんなに差はないかな」と冗談交じりに感想を口にした。
新球場の初実戦となる2日の紅白戦に先発を予定。エース・上沢との投げ合いで歴史の1ページ目を刻む。「しっかり投げやすさを確認したい。球場が狭いと言われているのは、たぶん右中間と左中間だと思う。右翼フェンスが近い感覚はなかった。そこまで意識はしてないですね」と多くのチェックポイントは設けず、自然体でマウンドへ上がるつもりだ。
刻一刻と近づくオープニングゲーム 「しっかりした一日にしないと」
大役を担う日は、刻一刻と近づいている。新たなフィールドへ足を踏み入れ、気持ちは一段と高まった。「開幕戦だけではないけど、あらためて負けたくないと思った。責任を持ってしっかりした一日にしないといけない。練習して反省して修正して、開幕戦で良いものを出せるように準備したい」。沈着冷静な左のエースは、湧き上がる高揚感を胸に畳んだ。