ファイターズ
2023/02/26 22:50

清宮 152キロ撃ち 技ありオープン戦1号 弾丸ライナー放り込んだ

六回1死、清宮(左)は本塁打を放ち、ダイヤモンドを一周する(撮影・桜田史宏)

■オープン戦 阪神6ー8日本ハム(26日、沖縄・タピックスタジアム名護)

「自分でもびっくり」の技あり弾 前日の悔しさを払拭

 オープン戦1号だ。日本ハムの清宮幸太郎内野手(23)が26日、沖縄・名護で行われた阪神とのオープン戦で豪快アーチをかけた。六回1死で阪神の新外国人右腕、ビーズリー投手(27)と対戦。カウント2ー2から内角高め、ボール気味の152キロに体が反応し、ライナー性の打球が右翼ポール際の芝生席へ着弾した。試合後は、難しいコースの球をさばいた技ありのスイングに触れ「自分でもびっくりしました」と目を丸くしていた。

 打ち合いの展開で、蚊帳の外に置かれるわけにはいかなかった。2打席凡退後の第3打席。1点差に迫るソロ弾でチームをもり立てた。

 前日25日の楽天戦(名護)では、1点を追った六回無死二、三塁で見逃し三振に倒れていた。新庄監督は「あの見逃しは流れを持っていけないポイントでもあったし、彼はああいうところで打てる選手。カチンと捉えて、打点を稼いでほしかった」と苦言を呈していた。

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