コンサドーレ
2023/01/19 19:00

新加入MF小林が札幌〝今季1号〟FK弾 J2町田と初対外試合

1本目の18分、MF小林(右奥)が左足で直接FKを決める(撮影・工藤友揮)

■コンサドーレ沖縄キャンプ(19日、金武町陸上競技場)
▽練習試合(45分×2) 札幌1-2町田

ボランチで先発し攻守で好プレー FKは「練習と同じプレーができるのが強み」

 期待の新戦力がいきなり鮮烈なインパクトを残した。トレーニング8日目はJ2町田と今季初の練習試合を実施。神戸から新加入のMF小林祐希(30)は1本目にボランチで先発出場。18分に同点ゴールとなる直接FKを決めたほか、攻守両面で好プレーを見せ、上々の札幌デビュー戦となった。

 ペナルティーエリア手前の約25メートルの距離で、正面やや右の位置からのFK。小林の左足から放たれたボールは、壁を越えてゴールに吸い込まれ、札幌の〝今季1号〟となった。キャンプ前のインタビューでFKについて「練習と同じプレーができるのが自分の強み。積極的に蹴りにいきたい」と語っていたレフティーが、その言葉にたがわぬ芸術的なFKをいきなり見せた。

キャンプ疲労で先制許すも流れ変えた 中盤の要、早くも機能

 沖縄キャンプで初の実戦。例年以上に走るメニューをこなしてきた札幌は、その疲労もあってか序盤は町田に押し込まれる苦しい展開を強いられ、7分には先制を許してしまう。その後も町田ペースで試合が進む中で生まれた同点ゴール。そこから試合の流れは一変し、札幌がボールを保持する時間が長くなった。

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