コンサドーレ
2023/01/19 15:55

札幌のサッカーにとって走ることは必須《平川弘のCoolEye》

ここ数年の世界のトレンドは運動量 W杯でも、前からプレスをかけ続け、カウンターも仕掛けるチームが躍進

 例年と同じく沖縄で1次キャンプを行っている札幌。開幕戦、そして1年間戦える基礎体力の向上に励んでいる。どこのチームもキャンプ序盤は体力トレーニングが主体で肉体的には厳しい時期となる。

 カタールW杯でも、前からのプレスを続けられ、長い距離を走ってカウンターを仕掛けられるチームが躍進し、旋風を起こした。ここ数年の世界のトレンドは運動量であることは間違いない。ペトロヴィッチ監督も今季は「走る」をテーマに掲げ、上位進出を狙っている。札幌のサッカーにとって走ることは必須で、さらに運動量を高めることで攻守の切り替えも速くなり、安定したゲーム運び、ポゼッションにつながる。

ボールを使ったメニューでゲームの中で使える筋力や心肺機能を高める

 走ると言ってもペトロヴィッチ監督のフィジカルトレーニングはボールを使ったメニューが多い。実際のゲームを想定し、ゲームの中で使える筋力や心肺機能を高めるためだ。しかし、ボールなしでの素走りも避けては通れない道である。

 中長距離走は体のベースとなる核の部分なので、意識を高くして取り組む必要がある。私も若い頃は理不尽なランニングは嫌いだったが、うまくなるため、相手を上回るためには、ということを考えると、受け入れられるようになった。やっぱりキャンプでしっかり走って体に刺激を入れておくと、ケガも少なくなるし、体のキレも全然違う。ただメニューをこなすだけでなく、何のためのランニングなのかを明確にイメージして取り組むことが大事である。