冬季スポーツ
2022/12/18 22:00

スピードスケートW杯 男子500北京五輪代表トリオ表彰台逃す 前週2位の新濱は5位

■スピードスケートW杯第4戦第2日(17日、カルガリー)

3位と0秒02差の村上「ちょっとずつ手応え」

 男子500メートルは金俊昊(韓国)が34秒07で制し、村上右磨(高堂建設)が34秒12で4位、新濱立也(高崎健康福祉大職、釧商高出)が34秒17で5位、森重航(専大、別海上風連中出)が34秒19で6位だった。

 北京五輪代表トリオが34秒10台で揃って表彰台を逃した。惜しくも3位と0秒02差の4位だった村上は最初の100メートルを全体トップの9秒44で通過。課題とするコーナリングを修正できれば上が見えてくるだけに「ちょっとずつ手応えが出てきた」と前向きに捉えた。

 前週は2位に入った新濱は左内転筋に痛みを抱えながらのレース。それでもタイムを0秒01縮め「違和感がある中で、自分のできることを全て出した結果」と満足感を示した。森重はスタートダッシュに成長を感じた一方、持ち味の中盤以降の伸びを発揮できず「そこを生かせば優勝も取れる位置にいる」と語った。(共同)


村上右磨の話 内容的にはちょっとずつ良くなってきている。収穫のあるレースはできた。100メートルの通過も昨年より安定していいタイムで滑れているので、成長している。

◆新濱立也の話 思うようなレースではなかった。自分の滑りも100%出し切れなかったところで、あの順位(5位)にとどまってしまった。今日に関しては表彰台が遠かった。

森重航の話 先週に比べて上出来。スタートからあまりいい感覚に出られずにいたが、修正できた。第2コーナーを回り切れないのが高地での課題で、克服できなかったのが反省点。