冬季スポーツ
2022/05/20 23:30

スピードスケート北京男子500銅 森重に道民栄誉賞

栄誉賞表彰にオンラインで出席した4人。鈴木知事(右)と笑顔で5ショット

 北京冬季五輪スピードスケート競技でメダルを獲得した道産子4人が20日、道庁で開かれた道民栄誉賞贈呈式にオンラインで出席した。男子500メートル銅メダルの森重航(21)に栄誉賞が贈られ、4年前の平昌五輪女子団体追い抜きで金メダルを獲得し既に栄誉賞を受賞している高木菜那さん(29)、高木美帆(27)、佐藤綾乃(25)には、栄誉賞特別賞が贈られた。

「これからも北海道代表として世界と勝負」

 練習拠点の帯広からオンラインでの出席となった。男子500メートルで銅メダルを獲得し、初の受賞となった森重(別海町出身)は「本当にうれしく思っている。賞に恥じない行動をしていきたい。(選手としては)まだ、シニアデビューしたばかり。北海道の代表としてこれからも世界と戦っていきたい」と力強く抱負を述べた。

 トップスプリンターの仲間入りを果たしたのは、別海町の地域の人々の支えがあったからこそと感じている。故郷をスピードスケートを通して、世界にアピールしていきたい思いもさらに強くなったようだ。

 鈴木直道知事(41)は森重らに向けて「五輪の大舞台で道産子選手が活躍したことをとても誇りに思っている。道民に夢、感動を与えてくれたことに感謝している。道民代表としてお祝いします」と、画面越しにたたえていた。

あわせて読みたい