ファイターズ
吉田 来季こそ球宴で「シャキーンポーズ」披露だ!

地元帰省でパフォーマンス再現への思い上昇
日本ハムの吉田輝星投手(21)が14日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で自主トレを行った。来季は球宴初出場を果たし、金足農高(秋田)時代のルーティン「シャキーンポーズ」復活を狙う。
このほど、地元の秋田に帰省。高校時代のチームメートで「侍ポーズ」を共にやっていた大友朝陽外野手の結婚式に参列した。「久しぶりにみんなで集まれた。楽しかったです」とリフレッシュ。自らの代名詞となったパフォーマンスへの思いがふつふつと込み上げてきた。
新相棒には万波を指名「マンチュウで」
プロの舞台では自粛してきたが「オールスターならできる雰囲気なので。やってみたいですね」とニヤリ。新たな相棒には「マンチュウで」と同学年の万波中正外野手(22)を指名した。
聖地甲子園で公式戦初登板となった今年6月の阪神戦では、チャンスをうかがっていたが断念。「さすがに公式戦ではやりたくない。プロスポーツなので。ふざけている感じになるのは嫌。試合はまじめにやりたい」という。
球宴限定 新庄監督も後押し「目立たな」
それだけに、年に1度の祭典オールスターゲームは絶好の機会といえる。2004年に球宴史上初の単独ホームスチールを成功させた新庄監督は「目立たな」と猛プッシュ。今年はチームメートの伊藤が出場し、計測不能の超スローカーブを披露した。
釣りをしながら中継を見ていたという吉田も「ふわーんって(ボールを)投げて、おお!(ストライク)入ったって。僕も盛り上がっちゃいました」と大興奮。「野球好きのファンの人は絶対に見ると思う。日本シリーズと同じくらい特別な試合だし、たくさんの人に見てもらえる」と出場を熱望する。
開幕から白星を積み重ねて球宴へ
来季の目標は、先発ローテーション入り。開幕から勝ち星を積み重ねれば、オールスター出場も夢ではない。さらなる飛躍を遂げ、マウンドでシャキーンポーズを決める。