ファイターズ
2022/12/04 20:30

中島「143試合、フルで出れば成績残る」 シーズン1軍完走へ内外野で勝負

子どもたちを前に軽快なトークを披露した中島

トークショーで子どもたちと交流

 日本ハムの中島卓也内野手(31)が4日、札幌市内で行われた大正製薬主催のトークショーに出席し、参加した子どもたちと笑顔で交流した。本職は内野手ながら、今季はシーズン途中から新庄剛志監督(50)の発案で外野守備にも挑戦。活躍の場を広げることで、新たな可能性を切り開いた。再起を懸けて挑む来季。1軍でのシーズン完走を目標に、背番号9がフィールドで躍動する。

新境地を切り開き、オフのテーマに「脚力を落とさない」

 プロ14年目。これまでと違った景色を見ることで、新たな感覚が芽生えた。シーズン途中の気付きを生かすため、中島はこのオフもコツコツと反復練習を続けている。ポジションによって大きく異なる体の使い方を、守備の名手は独特の言い回しで表現する。

 「(打球を追って)バーッと走る外野は大きい足を使う。内野は横の動きがあって、大きい足を使えない。外野をやってから、いきなり内野に戻るのは難しい。その切り替えをしっかりやらないと、足が追い付かなくなる。意識して小さい足を使えるように、このオフは脚力を落とさないようにしたい」