ファイターズ
2022/10/11 23:30

今年の1位指名は日体大の二刀流・矢沢! リードオフマンタイプ&152キロ左腕

プロ入り後も二刀流の継続を希望する日体大の矢沢投手

10・20ドラフト会議向け球団が公表

 日本ハムは11日、20日に行われるプロ野球ドラフト会議で日体大の矢沢宏太投手(4年、22)を1位指名すると公表した。千葉・鎌ケ谷の球団施設で取材に応じた稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM、50)が明らかにした。プロ入り後も投打でのプレーを希望する大学球界の二刀流選手を、今年のNO.1、そして「オンリーワン」の存在と評価。二刀流のパイオニア・大谷翔平投手(28)を生んだチームで、新庄剛志監督(50)の下、夢は膨らむばかりだ。

NO.1でオンリーワンの選手

 球団がドラフト戦略に掲げる「その年のNO.1選手を指名する」。そして唯一無二を意味する「オンリーワン」という言葉がピタリと当てはまる二刀流選手に白羽の矢が立った。

 スカウト会議後、稲葉GMが「1位は日体大の矢沢選手でいきます」と明言。「走攻守、投と各部門においてポテンシャルも高いですし、球団の方針であるNO.1、またオンリーワンである選手をぜひ獲得したい。二刀流も三刀流もできる選手ですから」と続けた。

 矢沢は今秋のドラフト1位候補として注目されている左投げ左打ちの逸材。投手としてはMAX152キロをマークする本格派左腕で、打っては50メートル5秒8の俊足でリードオフマンタイプ。首都大学リーグでは投打で主力を担い、中止となった今年3月の台湾との強化試合では侍ジャパンのメンバーにも選出された。

本人は投打継続希望 大渕スカウト部長「受けようじゃないか」

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