プロゴルフ
2022/08/27 23:05

女子ゴルフ 阿部が5打差で9位タイ浮上 自己最高5位タイ塗り替える

17番でバーディーパットを決めた阿部

■女子ゴルフ・ ニトリレディス 第3日(27日、小樽CC=6655ヤード、パー72)

 恵庭出身のルーキー・阿部未悠(19、ミネベアミツミ)が、5バーディー、2ボギーの69で回り9位タイに浮上。通算4アンダーで首位と5打差に縮め、今季道内最終戦最終日に臨む。北広島出身の小祝さくら(24、ニトリ)は、スコアを伸ばせず、通算3アンダーのまま。順位は15位タイに後退した。

最終日へ状態上向き「ショットが良かった」

 ツアー屈指の難コースに風が吹き始めた3日目。上位陣がスコアを伸ばせない中、阿部がまた一歩浮上した。「きのうまでの2日間よりはショットが良かったので、攻めに行けたし、パターも入ってくれた」と、最終日へ向けて状態は上向き。

 パープレーで迎えた7番パー3と8番パー4で連続バーディー。さらに、「パー5で2つ取れたのは大きかった」と、後半の10番と13番のパー5でもスコアを伸ばした。難関の16番パー4でボギーを叩いたが、17番パー3で5メートルのバーディーパットを沈め通算4アンダーでフィニッシュした。

 阿部は昨年のプロテスト合格後、今年5月のリゾートトラストレディスでの5位タイが過去最高。「あしたも簡単なコースコンディションはないと思うけど、自分にできる精いっぱいのゴルフをして、スコアを伸ばせたら」。今季道内シリーズ最終戦で、自己最高成績を塗り替える。

 ◆15位タイに後退した小祝 「風は後半止んだので、その中でスコアを伸ばせなかったのはちょっともったいなかった。最後の1日なので、スコアを伸ばして上がれるように最善を尽くしてプレーしたいです」

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