ファイターズ
2022/08/17 23:38

新庄F 苦手の楽天にまた屈す 5勝13敗で早くも負け越し決定

苦手な楽天戦の戦況を見守る新庄監督

■日本ハム2-8楽天(17日、札幌ドーム)

 本拠地・札幌ドームで大敗を喫し、残り7試合を残して、楽天戦の負け越しが決まった。これまでの対戦成績は5勝13敗。新庄剛志監督(50)は試合後の取材に応じず、「明日(18日)は楽しいゲームができるようにする」と球団を通してコメントした。

ツキにも見放され逆転打が幻に

 一回に幸先良く先制したが、ツキにも見放された。1点を追う三回には2死一、二塁とチャンスをつくり、今川の左翼線への当たりで二走・松本剛、一走・近藤が生還。打者走者も三塁を陥れ、逆転に成功したかと思われた。

 しかし、審判団が協議の結果、左翼手の島内がクッションボールを処理する際に「打球がフェンスの隙間に挟まった」として『二塁打』の判定。2死二、三塁で試合再開となり、結果、同点止まりだった。

 先発の上原もピリッとしなかった。2-2の五回に勝ち越し点を献上し、4回⅔を投げて7安打3失点で降板。「テンポ良く切り替えようと意識はしてみましたが、相手の流れを止めることも、リズムに乗ることもできませんでした」と反省した。後を継いだリリーフ陣も六回、七回と失点を重ね、終わってみれば2-8と大差をつけられた。

松本剛は復帰後初ヒット&マルチ

 敗戦の中で、数少ない明るい材料もあった。前日16日に左膝骨折からカムバックした松本剛が、三回に復帰後初安打となる左前打でチャンスメーク。七回には中前打を放ち、複数安打を記録した。

 18日はここまで9勝を挙げている先発陣の柱、伊藤が先発マウンドに上がる。チーム一丸となり、同一カード3連敗はなんとか避けたい。

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