大学・社会人野球
2022/08/03 23:20

札幌大谷が春王者撃破の大金星!タイブレーク制し16強 リトルシニア日本選手権

札幌大谷は延長タイブレークの八回1死満塁で、相手失策の間に2走者生還し勝ち越し

■リトルシニア日本選手権 第2日(3日、神奈川・海老名運動公園ほか)

▽2回戦 札幌大谷5-4世田谷西(関東連盟)

 2日に大会初勝利を挙げた札幌大谷が、春の選抜大会優勝の世田谷西(関東連盟)を延長八回タイブレークの激闘の末に、5―4で撃破し、16強に進出した。

札大谷高〝先輩〟のスイングが好影響

 札幌大谷が大金星だ。同点で迎えた延長八回タイブレークの1死満塁。4番・瀬尾心之介(3年)の二ゴロを相手が失策。大きな2点を奪い、逃げ切った。五十嵐友次郎監督(50)は「最後まで何が起きるか分からないと選手たちに言い続けてきた。粘りがでてきた」と、うなずいた。

 春まで主砲を務めた、5番・滝口大智(3年)が、二塁打を含む3打席連続安打で何度も好機を演出した。チーム全体でも6安打中、長打が3本。夏の高校野球南北海道大会の札大谷高の準決勝をチームで観戦。指揮官は「あれだけ振っていくんだ」と、力強いスイングに感銘。〝後輩〟も影響を受けているという。

 3回戦から舞台を神宮球場に移し、8強進出を懸け、愛媛西(関西連盟)と対戦する。滝口は「あした(4日)もチームに貢献できるように頑張っていきたい」と、意気込んだ。

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