ファイターズ
2021/09/24 13:41

≪イースタン≫清宮単独トップ19号 西武・渡辺抜いた

三回に19号場外弾を放った清宮(左)

 ■イースタン 日本ハム5-7ヤクルト(23日、鎌ケ谷)

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(22)が23日、ヤクルト戦(鎌ケ谷)でイースタン・リーグ単独トップに立つ19号本塁打を放った。同点で迎えた三回2死一塁から、一時勝ち越しの右越え場外2ランをマーク。試合は5―7で敗れたが、“初タイトル”へ大きく前進した。

 清宮がついに“キング”に躍り出た。同点の三回2死一塁。フルカウントから、内角高めの難しいコースに来た直球を、腕をたたんで完璧にはじき返した。右翼場外への2ランは、本塁打王争いでトップタイだった西武・渡部を抜く19号。「いいところで捉えられた。今までにない感じだった」と充実感をにじませた。
 1学年下の万波から、大きな刺激を受けている。後輩はこの日、14、15号を放ち、2戦3発で4本差まで迫ってきた。「すごいの2本打っていましたし、感化されます。あいつの方が打席数も少ないですし、確率はあいつの方が高い。でも、数は負けないように頑張りたい」。今季2軍は残り8試合。トップの座を守り抜き、先輩の意地を見せる。

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