プロゴルフ
2022/07/08 23:20

5打差10位タイの内田 地元で初V射程圏「気合が入ります」

ルーキーの内田は小祝とともに道勢最上位の10位タイで決勝ラウンド進出を決めた(撮影・舘山国敏)

■女子ゴルフ・ニッポンハムレディスクラシック 第2日(8日、苫小牧・桂GC、6763ヤード、パー72)

 首位と4打差でスタートした、南幌町出身のルーキー・内田ことこ(19、加賀電子)が、6バーディー、3ボギーの69で回り、小祝さくら(24、ニトリ)と並び、トップと5打差の10位タイで道勢最上位に立った。今季4試合ぶり、さらに道内開催のツアーではアマチュア時代から8試合目で初の予選突破。初優勝へ、首位を射程圏に捉えて決勝ラウンドに挑む。

実家から通う今大会「犬と遊んで」リフレッシュ

 内田が地元コースで、優勝戦線に名乗りを上げた。道内で開催されるプロツアーは、アマ時代を含めて8戦目で初の予選突破。地元ファンの応援の前で、成長した姿を披露した。「地元の試合は気合が入ります。楽しくできていることが一番いいので、うれしい」と上機嫌だ。

 インスタートの前半12番でボギーを叩くも、13番をすぐバーディーでスコアを戻す〝バウンスバック〟。15番まで一気に3連続バーディーを奪い波に乗った。後半さらに一つ伸ばしてホールアウト。「先週から少しずつつかみ始めてきて、スコアよりも自分の中で気持ちよく振れてきたことがよかった」と、納得のラウンドだった。

 今大会は実家から通う。家では「犬がいるので、犬と一緒に遊んでいます」と、リフレッシュできているのも好調の要因のようだ。3月の今季3戦目「Tポイント×ENEOS」では、最終日8番から13番まで6連続バーディーで単独首位に立ったが、15番でOBを叩いて惜しくも初優勝を逃した。残り2日。「ミスしてもやることをやれれば大丈夫」と、上位の背中を追いかける。

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