プロゴルフ
2022/07/07 23:50

小祝2打差8位タイの好発進 前夜祭のきつねダンスでメンタル強化!?

首位と2打差で好発進した小祝(右)

■女子ゴルフ・ニッポンハムレディスクラシック第1日(7日、苫小牧・桂GC=6763ヤード、パー72)

 男女プロゴルフの道内シリーズが幕を開けた。北広島出身の小祝さくら(24、ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68。首位と2打差で8位タイと通算8勝目へ好発進した。8日は予選ラウンド最終日が行われ、60位タイまでが9日からの決勝ラウンドへ進出する。

4度目出場で初日最上位 地元Vへ「狙って頑張る」

 24年ぶりの道勢Vへ、小祝が好位置に付けた。15番で初めてボギーを叩いたが、同コースでの開催になってからは4度目の出場で初日としては最上位。それでも「あまり風に対応できなかった。グリーンは硬いのにスピードはそんなに」と、反省ばかりが口を突いた。

前夜祭できつねダンスを披露した小祝(中央)

 プロ野球日本ハムファイターズの「きつねダンス」が、女子プロゴルフ界でもお披露目された。5日の前夜祭で、小祝と道産子の菊地絵理香(33、フリー)らが招待客の前で演舞。「ファイターズガールズも一緒に踊ってくれたので分かりやすかった。緊張したけど、楽しいというか、すごく長かった」と苦笑い。小祝ワールド全開だ。

 実は北広島大曲小4年の時に友人に誘われ、1年間だけヒップホップを習っていた。「ゴルフって人前でする競技。ダンスもちょっといいかな」と、メンタル強化も兼ねて〝二刀流〟にも挑んでいたが、ゴルフに専念したことで、ダンスは人前で披露する前に断念。ようやく今回で初ステージに立つことができた。

 今季は過去最多の4大会が道内開催。地元優勝のチャンスが増えた。「なかなかできていない。難しいことだと思うけど、狙って頑張りたい」。大勢の地元ファンときつねパワーで、優勝争いに割って入る。

あわせて読みたい