コンサドーレ
2022/07/01 23:30

MF高嶺が強化ボディーで連勝導く 2日のアウェー京都戦で7週間ぶり復帰へ

7週間ぶりのリーグ戦に復帰が濃厚な高嶺。チーム連勝へ気合十分だ

 北海道コンサドーレ札幌は、2日のアウェー京都戦へ向け戦術練習などを行った。右太もも裏の肉離れから復帰したMF高嶺朋樹(24)が、5月14日の鹿島戦以来、7週間ぶりにボランチで先発復帰することが濃厚だ。離脱期間中に肉体改造に着手。前回の京都戦で決勝点を決めた札幌の〝クラッシャー〟が、今季初の連勝へ、ピンチの芽を摘み、攻撃の起点となる。

「結果残さないと戻ってきた意味が無い」

 背番号6が、ついにピッチに帰ってくる。「1カ月半ぶりに試合が出来るのは楽しみで、幸せなこと。出て結果を残さないと、戻ってきた意味が無い。準備してきたつもりですし、それを出せるようにしたい」と決意を口にした。

離脱中に肉体改造で2キロ増

 高嶺の欠場中、リーグ戦5試合は2勝3敗。失点は16と、大量失点が続いた。「基本的なことをやらないと、どんなチームに対しても厳しい戦いになるし、結果として大敗という形で表れた。まずは走る、戦うことをやりつつ、その上でミシャの戦術をやることが大事」と、あらためて気づかされた。加えて「特に下半身は前に比べて、大幅に筋肉も増えました」と、筋トレで2キロ増に成功。肉体的にも一回り大きくなって戦列に加わった。

 5度目の正直だ。今季リーグ戦5勝も、全て連勝を逃してきた。「いつも通りビルドアップで、自分が1人はがして前で余裕を持ってプレーさせることと、相手の攻撃の芽を摘むことが求められている。攻撃から守備に切り替わったときは、特に意識していきたい」。頼もしい中盤の要が、敵地で勝ち点3をもぎ取る。

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