高校野球
2022/06/30 22:55

クラークのWエースが快投! 春夏連続甲子園へ好発進

(左)左膝の故障から復帰し、五回を3者凡退に抑えたクラークの辻田(右)左腕エースの山中も5者連続三振を奪うなど好投

▽全国高校野球選手権北北海道大会空知支部予選 Aブロック準決勝 クラーク11ー1岩緑陵(30日、岩見沢市営)

 空知支部のクラークは岩緑陵との初戦に臨み、山中麟翔(3年)と辻田旭輝(3年)のWエースが揃って快投。五回コールドで勝利し、春夏連続甲子園出場に向けて好発進した。

左腕・山中 貫禄の5者連続K

 クラークの先発はWエースの一角、山中。「夏の開幕戦を投げさせてもらえて気合が入っていた」と、いきなり一回の先頭打者から5者連続奪三振。左腕がうなりを上げた。

 三回には味方の失策からピンチとなり、先制点を許すも「仲間を助ける事ができなかったのは悔しかったけど、すぐ切り替えた」とエースの貫禄。その後は四回までピシャリと抑え、2安打1失点9奪三振で降板した。

右腕・辻田 左膝故障から復活

 五回に登板したのは右腕エースの辻田。春に左膝を故障していたが、「完治した」とGOサインが出た。ブランクを感じさせない投球で、1回を3者凡退に抑えた。

 打線は三回に打者一巡の猛攻を見せるなど、五回までに11得点。左右の両エースを中心に幸先の良いスタートを切った。

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