ファイターズ
2021/09/19 14:45

西川が決めた!三回に決勝適時三塁打

■日本ハム1-0ロッテ(18日、札幌ドーム)

 一振りで勝負を決めた。0―0の三回2死二塁、西川はロッテの先発・岩下の直球を振り抜いた。打球は右中間を深々と破る適時三塁打となり、チームはこの1点を守り切った。
 ヒーローインタビューでは「僕のヒットよりもピッチャーが0点でつないだことによって勝てたゲーム」と奮闘した投手陣をたたえた。
 この日は人気漫画「鬼滅の刃」とコラボした試合だった。選手が守備位置に就くときにはアニメの主題歌であるLiSAの「紅蓮華」が流れ、西川は「そこで気付きました」という。漫画好きのスピードスターも当然チェック済みで「漫画の話をしたら止まらなくなる」と漏れなくハマったようだ。
 今季は低空飛行の時期が長かったが、ようやく浮上の兆しをつかみつつある。第4打席の一ゴロ失策も、強烈な当たりだった。「僕、ヒットだと思った。会心なんですけどね。でも僕が駆け抜けるころにはEマークが付いてました」と肩を落とした。ここから文句なしの活躍を見せてチームの順位を押し上げていく。(十島功)

■佐藤移籍後初の猛打賞

8月にトレードで加入後、初の猛打賞を記録した。「8番・二塁」で2試合ぶりに先発し、二塁打1本を含む3打数3安打の固め打ち。前カードの古巣・西武戦では8打数無安打だったが、「変な力が入っていたので、その変な力を抜いて楽に。でもバットは強く振ることを意識した」と修正して結果につなげた。

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