冬季スポーツ
2021/09/18 14:58

竹田夫妻組が14年越し五輪への夢に挑戦

■18日開幕カーリング混合ダブルス日本代表決定戦

来年2月に開幕する北京五輪のカーリング混合ダブルスの日本代表決定戦が18日、稚内市みどりスポーツパークで開幕する。17日には出場3組が前日会見に出席。名寄市在住の夫婦ペア、竹田智子(44)、竹田直将(42)組が意気込みを語った。代表チームは五輪最終予選(12月、オランダ)に出場。2カ国に与えられる出場枠の獲得を目指す。

 夫婦で日本の頂点まで駆け上がる。竹田智は「世界レベルの大会に出られるチャンスがある。一戦一戦大切に戦っていきたい」と力を込めた。
 共に帯畜産大のカーリング同校会で競技を始め、入籍した2008年に青森県でペアを結成した。混合ダブルスが五輪の正式種目ではなかった当時からの夢が、夫婦での「五輪出場」。竹田直は「14年間狙い続けた獲物が、少なくとも視界に入る場所にいる。感慨深いものがある。頑張りたい」と熱い思いを口にした。
 大会には竹田夫妻組に加え、吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)・松村雄太(コンサドーレ)組、松村千秋(中部電力)・谷田康真(コンサドーレ)組が出場。2回戦総当たりの予選を行い、上位2組が3戦先勝方式で勝者を決める。

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