白樺が2年ぶり甲子園切符 ベンチ外3年生たちの思い乗せエース村端勇心主将が熱投【北北海道大会】
■全国高校野球選手権北北海道大会(7月20日、エスコンフィールド北海道)
▽決勝 クラーク3-7白樺
2年前と同じ顔合わせ
2年前と同じカードとなった北大会決勝戦は、二回までに6点を奪い、終始試合を優位に進めた白樺が勝利。2年ぶり5度目の夏の甲子園出場を決めた。キャプテンで、エースナンバー「1」を背負う村端勇心投手(3年)は、投げては七回途中までクラーク打線を3点に抑え、打ってはチーム3点目となる中前適時打を含む2安打1打点。ベンチ入りできなかった同級生たちの思いとともに、夢舞台への切符をつかみ取った。
旭川志峯の前にあと1点届かず涙をのんだ、昨夏の北大会決勝から1年。悔しさをバネに這い上がってきた白樺ナインの思いが、ついに結実した。「負けから始まったチーム。苦しいことや辛いことも多かったんですけど、最後にこうやっていい結果が出て、みんなで笑えて本当によかったです」。チームを代表してヒーローインタビューに登場した村端は、満面の笑顔で喜びを爆発させた。

決勝前日に言われた「先発」 自分でも準備
合計6人の投手が登板した今大会。村端もコールド勝ちの準々決勝で7回を完投した一方、僅差の戦いとなった4回戦や準決勝では、救援として九回のマウンドに登場。役割に関係なく、常にチームのために右腕を振ってきた背番号「1」に、大一番で託されたのが先発投手だった。「昨日の練習のときに(監督から)言われました。準決勝が終わったときに、自分でも先発だなと準備していましたし、驚きはなかったです」
心身ともに万全の状態で迎えた決勝戦では、堂々の投球を披露。初回、五回と、得点圏に走者を置いたものの、「開き直って、割り切って投げようと思いました」。好きな言葉だと語る「なんとかなる」の精神を十二分に発揮し、六回までスコアボードに「0」を並べた。試合の流れを大きく引き寄せる快投劇を演じ、チームに勝利に大きく貢献した。
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