ファイターズ
2022/03/14 17:01

上沢 粘りの5回1失点

先発した上沢は10安打を許すが粘りの投球で1失点

 先発の上沢が10安打を浴びながら、5回77球を投げて1失点と踏ん張った。「なんとか粘って粘って試合をつくることができてよかった」。毎回走者を背負う苦しい展開となったが、エースらしく最少失点でまとめた。

 開幕まで2週間を切ったこの日のテーマは「公式戦と同じような感じで投げたい」。本番さながらの集中力で臨み、「1年続けていれば良くない日もあるし、いろいろなことを試しながら投げることができたので、いい登板だった」とうなずいた。

 投手陣の柱としての自覚は十分。プロ11年目のシーズン開幕に照準を合わせ、上沢はさらに状態を高めていく。

清水 ”監督”に恩返し

1点を追う五回に同点スクイズを決めた。1死一、三塁から、相手先発・森下の3球目を一塁方向に転がした。オフの自主トレをともにする近藤が代理監督を務めた一戦で、チームの勝利に貢献。「いつもお世話になっている方なので、セーフティースクイズの準備はしていた。“近藤監督”の初打点を挙げられてよかった」と白い歯をのぞかせた。(マツダ)

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