ファイターズ
2022/03/08 14:34

新庄BIGBOSS 日本ハム本社CEO就任

ニッポンハムグループのコーポレートアンバサダーに就任し、球団の畑オーナー(左)とグータッチする新庄監督(撮影・富田茂樹)

監督として宣伝部長として、世界一へ3年計画

 共に世界一へ―。日本ハムの新庄剛志監督(50)が7日、ニッポンハムグループのコーポレートアンバサダーに就任した。同日行われた同グループの2022年新規事業戦略発表会に出席し、「CEO(チーフ・エンターテインメント・オフィサー)」の役職を与えられた。新庄ビッグボスは、チームと日本ハム本社のダブル世界一を目指していく。

 日本ハム本社は「Vision2030」を策定し、「たんぱく質を、もっと自由に。」というメッセージを掲げた。その発信力を強化するため、新庄監督にCEOの役職を与えた。しかし、いつもと違い、シックな装いで登場したビッグボスは「その辺、ちょっとわからない。もう宣伝部長でいいでしょ、タンパク質の。横文字苦手なので、すいません」と一蹴した。

 ただ、挑戦するからには本気になる。ニッポンハムグループの連結売上高は、国内食肉業界において1位。世界の食肉業界でも8位に位置している。「エンターテインメントをつくり上げていくのは得意。自信はあります。世界1位を目指して。協力し合って勝ち取りたい」と共闘を誓った。

 チームの目指す先も当然世界一だ。来春には世界に誇れる新球場も開業する。「これをきっかけに勉強して、(日本ハム本社を)世界に広めたい。ファイターズと日本ハム(本社)は、世界一を目指して3年計画でやっていけたら」と力を込めた。

 発表会の最後に「ファイターズ絶好調。ありがとうございました」と話したように、チーム内競争が横一線の中で始まったオープン戦は、ここまで4勝1敗1分け。DeNAと並んで首位を走っている。「選手たちをスターにしたい。1人でも多くスターにするのが、僕の今の目標です」。新庄ビッグボスの大きな挑戦は始まったばかりだ。

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