■日本ハム１７－５ソフトバンク（１１日、札幌ドーム）

　猛攻の中心に西川もいた。５点を先制し、なおも２死満塁で迎えた一回の第２打席。カウント１―１から石川の直球を捉え、右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放った。１打席目は遊ゴロに倒れており「１イニングで２回アウトにならなくて良かった」と笑顔を見せた。
　１１点リードの二回も集中力を切らさなかった。１死満塁で打席に入ると、２番手・高橋礼の直球を流し打ち。打球は三遊間を抜け、２点を追加した。この日は４打数３安打、自身初の５打点の大暴れ。「（ソフトバンクに）勝てているイメージがない。これを機に（嫌な）イメージを払拭して、ソフトバンクに嫌なイメージをつけさせないといけない」と胸を張った。