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2026/09/11 18:00 NEW

今川駿~F戦士の兄を持つ弟の物語~(前編) 警察官になってかなえた2人の夢とは

警察官と野球指導者の二刀流で活躍する今川駿さん=撮影・小田岳史

〝執念先輩〟の実弟は心優しき警察官

 日本ハムファイターズで活躍する今川優馬外野手(29)の弟・駿さん(28)は学生時代、兄と同じ野球人生をたどってきた。現在、警察官として職務に就きながら、昨年から中学軟式野球札幌選抜でコーチとしても活動。警察官と指導者の二足のわらじを履いている。町の安全を守りながら、夢に向かう中学生の背中を押している駿さんを独占取材。野球人生における出会いや経験、社会人になってからの学びなどを赤裸々に語ってくれた。

 警察官としての矜持(前編)、野球人・今川兄弟(中編)、コーチとして第2の野球人生(後編)の3回に分けて掲載する。今回は前編。


■プロフィール 今川 駿(いまがわ・しゅん) 1998年生まれ。札幌市出身。東海大札幌高卒。警察学校を経て2023年から豊平警察署勤務。五男一女の二男。


 現在、警察官として職務に就く駿さん。野球一筋で高校生まで突き進んでいた背景には東海大札幌高・大脇元監督の助言があった。

 「将来の展望を考えた時、優馬と一緒に野球選手になりたい―。野球に一途でした。高校3年生の時に漠然と大学への進学も考えましたが、野球部を引退した翌日の朝に野球がしたいって思っちゃって…。そこで東海大札幌高野球部の大脇監督に相談したところ、『警察官をやってみろ』と言われました。自分では想像もしていない返答に最初は戸惑いもしましたが、兄も大脇監督の助言がプロ野球の道へつながった。当時、(優馬は)甲子園には出ましたが、プロ野球の道へと進む険しさも理解していた中で、大脇監督から『プロ野球、目指していいんだぞ』と言葉をかけられていました。そんなこともあり、(自分は)警察官を受けようかな、と決意しました。兄弟ともに恩師から背中を押してもらったからこそ、現在の環境がありますね」

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