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2026/08/18 14:20 NEW

《ハム番24時》郡司のホンネ 推しに負けるなら… 8月18日


 宿敵ソフトバンクとの直接対決の裏で、熱い戦いが繰り広げられていた。夏の甲子園の準々決勝、仙台育英ー智弁和歌山。名門校同士の注目の試合に合わせてワクワク、ドキドキしている選手たちがいた。

 試合前練習が終わったタイミングで、仙台育英出身の郡司に声をかけた。二回表が終わったところで6点ビハインドとなり「ついに細川(智弁和歌山)に敗れるか。今まで順調にみんなを倒してきたんですけどね。きついっすね、0-6は。細川も倒す予定だったんですけどね…」と肩を落とした。2回戦で野村(花咲徳栄)、3回戦で加藤貴(拓大紅陵)を撃破。後輩たちが頼もしく、誇らしげだった。

 ちょうどその時、細川がそばを通りかかった。郡司が「おーい、智弁和歌山、6-0らしいぞ」と途中経過を伝えると、同校の元キャプテンは「勝っているんですか?よし!」と満面の笑みを浮かべ、さっそうとロッカーへ消えた。その姿を見送った郡司は小さく息を吐き「ホソに負けるなら本望です、ホソなら許せます。野村、加藤さんとはちょっと違いますね。あの人たちには負けたくないですけど」と打ち明けた。

 プロ野球選手の多くは母校愛が強く、負けず嫌いだ。甲子園が始まると、勝った負けたでマウントを取り合うこともある。細川なら許せるーという言葉は意外で、真意を尋ねると「細川凌平は智弁和歌山時代から僕の推し選手だったんです」と告白。「格好付けるというか、格好いい選手。いい意味でも悪い意味でも(笑)。捕った後に余計な動きとかしがちじゃないですか。その1回転いらないやろ、みたいな。でもそれが僕は好きなんです。見せるプレー。高校時代からその資質があって僕好み、玄人好みの選手。野球もよく知ってるし、頭もいい。推しなので、そんな選手に負けるならしょうがない」と言葉をつないだ。後腐れは一切ない。球児のようにすがすがしい敗北宣言だった。

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