高校野球
【vol.3】道産子球児たちのもう一つのドラマ 独自の取り組みで過疎地域の新たな可能性を感じさせた栗山
高校野球大好きビト・SET YOU FREE千葉智紹さんに聞く
甲子園を目指した戦いの中で
釧路市出身の高校野球大好きビト・SET YOU FREE千葉智紹さん(50)に聞くシリーズのvol.3は、少人数の部員ながら単独出場を果たして北北海道大会の3回戦に進んだ栗山について。南・北大会は札幌日大高と白樺の優勝で幕を閉じたが、独自の取り組みで過疎地域の高校の新たな可能性を感じさせ、強く印象に残ったという。全国の甲子園出場校は出揃ったが、夏の戦いを終えた「道産子球児たちのもう一つのドラマ」を随時お届けしていく。
《高校野球大好きビト・SET YOU FREE千葉智紹さんに聞く 道産子球児たちのもう一つのドラマ【無料記事】》
8人が兼部して選手登録は17人
女子野球部は町のバックアップもあって現在は大所帯となっている栗山だが、男子は少ない人数ながら連合に頼らず単独出場で奮闘した。「北大会には全校生徒の男子39人中17人が選手登録したんですが、そのほとんどはバスケ部やテニス部との兼部で、担当部長もバドミントン部との兼部だそうです」。常日頃から野球の練習をしている部員は3人しかいないながらも、兼部する8人の選手たちの力も借りて初戦の2回戦を突破し、旭川で行われた3回戦へ駒を進めた。夏の全道規模の試合に進出するのは1971年の南大会準V、1984年の南大会2回戦に続いて42年ぶり4度目となった。