高校野球
2026/07/19 20:10

駒大苫小牧が川口の決勝弾で19年ぶりV王手 04年夏の甲子園V1主将・佐々木監督「こっからだよ」【南北海道大会】

六回1死、駒大苫小牧・川口が勝ち越しのソロ本塁打を放つ=撮影・桜田史宏

■全国高校野球選手権南北海道大会(7月19日、エスコンフィールド北海道)
▽準決勝 駒大苫小牧3-1北海

エスコン開催最多の2万3875人動員

 2年連続の4強入りを果たした駒大苫小牧が、公式戦3連敗中の北海を下して8年ぶりに決勝に駒を進めた。1-1の同点で迎えた六回1死、川口奨真内野手(3年)が、最速155キロ右腕の森健成投手(2年)から右翼ブルペンに飛び込む勝ち越しの公式戦初アーチ。19年ぶり8度目の夏の甲子園に王手をかけた。21日の決勝は、春の全道2回戦で敗れた札幌日大高と対戦する。またこの日行われた2試合でエスコン開催4年目で最多となる2万3875人の動員を記録した。

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 23年と25年の2度、準決勝で北海に敗れてきた苦い記憶を塗り替え、夏の甲子園まであと1勝に迫った。九回2死一塁。一発同点のピンチで、マウンドに集まったナインは、04年夏の甲子園で北海道勢初優勝を成し遂げ、日本中で大流行した〝ナンバー1ポーズ〟で心を一つに。最後は2番手で登板した佐藤大愛(とあ、3年)が空振り三振に斬って取りゲームセット。同校の校歌が、初めてエスコンに響き渡った。

 試合が動いたのは、グラウンド整備が終わって後半戦に突入した直後だった。1死走者なしで打席に入った川口は、2ボール2ストライクからの147キロの速球を完璧に捉えた。大きな放物線は右翼ブルペンに飛び込むソロアーチ。「コンパクトに打った瞬間、感覚は良かった。上がった角度で入ったかなと思った。歓声もすごく聞こえて、すごくテンションが上がったというか、気持ちよかった」。一般客に初めてバックネット裏3階席を開放するなど、外野席まで埋め尽くした観客から大きな拍手の中、ダイヤモンドを一周した。

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