高校野球
2026/07/18 20:40 NEW

春準Vのクラークが3年ぶり頂点へ王手 延長十一回に新川が起死回生の同点三塁打【北北海道大会】

延長十一回タイブレーク2死二、三塁、クラークの新川が同点となる2点適時三塁打を放ち、ガッツポーズを見せる=撮影・桜田史宏

■全国高校野球選手権北北海道大会(7月18日、エスコンフィールド北海道)
▽準決勝 旭川龍谷10-11クラーク

※延長十一回タイブレーク

 

最大5点差から延長サヨナラ勝利

 今春の全道大会で準優勝のクラークが、旭川龍谷との延長十一回の熱戦を11-10で制して、2年ぶりの決勝進出を果たした。三回に守備のミスなどから5失点したが、じわりじわりと追い上げ、八回に同点に追いついた。タイブレークに突入した延長十一回、2点のビハインドだったが、2死二、三塁から3番・新川悠真外野手(3年)が起死回生の同点三塁打で勝負を振り出しに戻し、直後のサヨナラ劇につなげた。20日の決勝は、2年前の決勝で敗れた白樺と対戦する。

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凡打なら即引退の場面で劇的同点打

 不動の3番が絶体絶命の窮地を救った。点差は2点。2死二、三塁フルカウント。抜ければ同点、凡打ならゲームセット。打席に向かう新川は心の中で自分に言い聞かせた。「これで自分が凡退したら引退。悔いが残らないように」。低めのスライダーをうまく拾うと、打球はぐんぐんと伸びていき、左中間を真っ二つ。一気に三塁まで到達すると塁上で感情を爆発。そして加納悠翔外野手(2年)の左前打でサヨナラの生還を果たした。

延長十一回タイブレーク2死三塁、クラークの加納がサヨナラ打を放って喜ぶ

 

 「自分は元々低めをすくって打つのが得意なので、あそこなら打てるゾーンだと思って積極的に打ちに行った。抜けた瞬間は本当に嬉しくて、サードベースに着いたときの歓声などは本当に気持ち良かった」。3時間15分の死闘の末、最大5点差を跳ね返したクラークが、3年ぶり3度目の甲子園へ王手をかけた。

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指揮官も敗戦を覚悟して腹くくるも 「すごい。すごい。神がかりだね」

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