高校野球
2026/06/29 18:50 NEW

現役メジャーリーガーが名前の由来 札工の〝ユウ〟が1失点完投&決勝犠飛【南北海道大会】

1失点完投と力投した札幌工業のエース村本=撮影・西川薫

■全国高校野球選手権南北海道大会(6月29日、札幌麻生)
▽2回戦 札幌工業7-1札幌東陵

七回に一気7得点で逆転

 札幌工業が1点を追う七回、打者一巡の猛攻で一気に逆転して突き放し、32強入りした。先発したエース・村本夢宇(ゆう)投手(3年)が1失点完投。同点に追いついた七回1死二、三塁の場面、自らのバットで決勝犠飛を放った。直後の八回に右足ふくらはぎをつったが、そのまま最後までマウンドを守り切った。

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 1回戦で大金星を挙げた札幌東陵の勢いに押され、序盤は劣勢に立たされたが、エースが投打の活躍で跳ね返した。「ずっと均衡した試合で、最後まで自分たちの野球ができたので素直に嬉しかった。感情を表に出しては相手の選手たちに失礼だと感じたので、自分の中で『よし、まず1個』という感じで喜びました」。喜びは胸の内にしまい込み、静かに捕手とハイタッチして整列に加わった。

冴えたカーブとチェンジアップ

 投手になったのは宿命だった。名前の「ゆう」の由来は、元日本ハムでMLBパドレスのダルビッシュ有(39)から。村本の最速は138キロだが、この試合ではカーブとチェンジアップが冴え渡った。「元から自分は剛速球で押せるピッチャーじゃないと思っていたので、私立などの強い相手には真っすぐだけでは勝てない。変化球も交えながらバッターのタイミングを狂わせて、打たせて取る。あわよくば変化球で三振を取るようなピッチングを意識していました」。自らの特徴を理解した上で、最適な投球術を身につけた。

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計測不能の〝魔球〟で相手を惑わせ…

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