高校野球
2026/06/26 21:05 NEW

札幌新陽が3季通じて初の全道規模へ進出 今春就任の丸山監督は感極まる【南北海道大会】

初めて全道規模のステージへ駒を進めた札幌新陽ナイン=撮影・西川薫

■全国高校野球選手権南北海道大会(6月26日、札幌・モエレ沼公園ほか)
▽2回戦 札幌新陽4-3とわの森


 

絶対エースが初回3失点も逆転勝利

 札幌新陽が逆転勝ちで32強入り。創部39年目で3季通じて初めて他支部との対戦が発生する全道規模の舞台に駒を進めた。先発した絶対エース・楠裕太投手(3年)が一回に3連打から3点を失ったが、二回以降は毎回のように得点圏に走者を背負いながらも、粘りの投球。すると同点の七回2死二塁でDH・魚岸颯斗(3年)が値千金の決勝打で援護。楠はそこから最後まで追加点を与えず、公式戦4試合完投で勝利を引き寄せた。

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我慢の勝利に楠が渾身ガッツポーズ

 ついに壁を破った。最後の打者を遊飛に打ち取ると、楠が渾身のガッツポーズ。「周りからはとわの森が勝つと言われていたので、すごい嬉しかった。ロースコアには絶対になると思っていたし、僅差にもなると思っていたので、追われるのか追うのかという立場だったと思うので、我慢がすごい大事になってくると思っていたので、ここを何とか勝ち切れて良かった」と声を弾ませた。

札幌新陽のエース楠は最後の打者を打ち取り、渾身のガッツポーズ

 

丸山監督は20年の思いがあふれる

 練習環境は決して恵まれているわけではない。元女子高で1987年の共学化の翌年に創部。敷地内に専用球場はなく、清田区の札幌スタジアムまで車で20分から25分かけて通っている。この夏から支部予選が廃止になったが、それまでは3季通じて一度も札幌支部を突破することはできなかった。昨秋まで部長を務め、今春就任した丸山樹実裕監督(43)は「本当に一生懸命やってくれたので、選手に感謝です。全道大会には一度も出たことがないチーム。自分はここに来て20年ですが、感極まる思いです」と声を詰まらせた。

勝利に感無量の札幌新陽の丸山監督(右)

 

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