高校野球
北海道科学大高のエース小山悠稀が公式戦初先発初完封 救急搬送された仲間の思いに応えた【南北海道大会】
■全国高校野球選手権南北海道大会(6月23日、札幌麻生ほか)
▽1回戦 札幌啓成0-2北海道科学大高
中堅手・村山が八回の捕球時に負傷
北海道科学大高が試合中のアクシデントを乗り越え、2回戦に駒を進めた。2点リードの八回2死一、二塁の守備で、主力の村山琢磨中堅手(2年)が浅い飛球を捕球した際にショートの大澤絢心内野手(3年)と激突。治療のため25分の中断を擁したものの村山は救急搬送された。試合再開後は、それまで無失点投球を続けていた公式戦初先発のエース小山悠稀投手(2年)がしっかり抑えて初完封した。
「琢磨の分まで」奮投のエース小山
1回戦から両校とも全校応援という最高の舞台で、この夏からエースナンバーを背負う小山がほえた。九回2死二塁、最後の打者を11個目の三振に打ち取ると、マウンドで何度も感情を爆発させた。「最後は抑えるだけだったので、思い切り投げました。(八回の飛球を)村山くんは絶対、捕ってくれると思ったし、捕った後も琢磨なら『この後、切り替えていけよ』と言ってくれたと思うので、琢磨の分まで頑張りました」。勝負の行方を確認することなく病院に向かったチームメートに勝利を捧げた。
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