ファイターズ
2026/05/20 18:25 NEW

《ハム番24時》細川家のあふれる虎愛 5月20日


 今月26日から交流戦が始まる。最初のカードは阪神戦(甲子園)だ。阪神といえば、細川の顔が真っ先に思い浮かぶ。京都出身で、幼少期から生粋のタイガースファン。熱の入り方が違っていて「阪神の選手が甲子園でプレーしているのを見て、自分もこういう人たちみたいになりたいと思って野球を始めました。野球人生が始まるきっかけの場所でもあり、チーム。そこに対して特別な思いはあります」とあらためて打ち明けた。

 智弁和歌山高で1年夏、2年春夏と甲子園に出場しているが、プロ入り後は、2024年の交流戦で初めて甲子園の土を踏んだ。その時の記憶は鮮明だ。「プロ野球選手としてその舞台に立った時、すごく感慨深いものがあって。本当にプロになって良かったなと思いました」と、かみしめるように振り返った。

 父親とともに甲子園へ足を運び、阪神を応援するのが日課だった。家族の思い出がたっぷりと詰まっている。プロになり、縦じまのユニホームを着た選手たちとしのぎを削るところまでたどり着いた。それは、夢のような時間だったという。「オヤジから『凌平と試合を見ていた時のことを思ったら、その舞台におまえが立っているだけで感動したわ』と言われて。自分自身も思い出して感動しました。思うところは一緒でした」

 親子ともにタイガース愛はホンモノだ。ここで記者は一つの懸念を抱いた。息子が阪神戦で大活躍した場合、父は少しだけ複雑な心境になるのではないかー。そのまま細川に伝えてみると「複雑な思いはないみたいです。それは大丈夫。でも、ラッキーセブンに六甲おろしが流れたりしたら、オヤジは口ずさんでると思いますけど」と笑った。今年も悲願がかなうかもしれない。「とにかく一試合一試合をがむしゃらに戦って、任せてもらったところでしっかり仕事ができるように。その結果が甲子園につながれば」。ひそかな野望を胸に秘め、奮闘を続けている。

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい