ファイターズ
2026/05/05 14:35 NEW

《ハム番24時》5月5日

 

 4日の試合で待望の瞬間が訪れる可能性があった。先発の福島が八回を無失点で切り抜けていれば、九回は柳川が救援する見込みだった。育成出身の同級生コンビが先発と抑えでそろい踏みし、勝ち星、セーブを挙げたことはまだない。昨年末、両者の対談を取材させてもらった記者は熱い展開を想像した。

 しかし、思惑通りにはいかなかった。八回に逆転を許し、ゲームプランの変更を余儀なくされた。試合終盤、肩をつくり、登板に備えていたクローザーは「試合途中でありそうだねと、みんなに言われていましたよ」とブルペンでの様子を明かした後「僕もいきたかったですけど、1ー0は一番緊張するのでちょっと…」と冗談交じりに振り返った。

 チームにとっても福島にとっても痛い敗戦だった。試合後、何か声を掛けたのか―と柳川に聞くと「ちょっとしゃべりました。悔しそうではありましたけど、いつも周りにはそんな感じを見せないので。慰めたりはしないですよ(笑)」と盟友とのやり取りに触れた。

 プロ入りから5年。先発として規定投球回クリアを目指す福島と、セーブ王を目標に掲げる柳川。球団のスカウティングと育成の力を象徴するような2人だ。柳川は「きのう投げられたら良かったですけど、またありそうなので次ですね」と力を込めた。近い将来に実現しそうな〝ふくやなリレー〟を楽しみにしている。

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