《藤枝戦後》今日のPKもエンターテインメントですよね。彼は今、変化が起きつつある《川井TALK》
■J2・J3百年構想リーグEAST-B第13節(4月29日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽札幌2-1藤枝

土壇場の大森2戦連続弾で勝ち越し
北海道コンサドーレ札幌は百年構想リーグ第13節でEAST-B3位の藤枝MYFCと対戦し、2-1で勝利した。前半14分にDF髙尾瑠(29)の加入後初ゴールで先制。後半18分に追いつかれたが、途中出場で戦列復帰したFW白井陽斗(26)が終了間際に相手ペナルティーエリア内で倒されてPKをゲット。前節に3季ぶりの得点を挙げていたFW大森真吾(25)がキッカーとなり、右ポストに当てながらもPKを成功させ、土壇場で勝ち越した。クラブ創立30周年を今月16日に迎え、そこからのホーム3連勝となった。試合後の川井健太監督(44)の一問一答は以下の通り。
―試合の総評を
「勝ち、というところが全てかなと思う。よく言われる、勝って反省して次に行く。そういう言葉が本当に当てはまる試合だった。選手は100%ファイトしてくれたし、やはり勝ってファン・サポーターが帰ってくれるというのは、僕らは非常に嬉しい。ただ、その先の中身というものを、もっともっと肉付けしていかなければいけないなと思った試合でもある」
―これでホーム3連勝となった。この結果について
「やはり勝つために僕らはやっているので、数字は後に残る。そういう意味では非常に良かった。最高の結果だと思う」
―大森が(交代で)入る前に話を少ししていたが、どのような声掛けを
「少し難しい状況だった、彼が入るときには。なので守備の部分であったり、そこだけ。攻撃のところはあまり言っていない。それは彼がやるべきことをしっかりやるだろうというところで」
―前回ゴールを決めたことで、彼の表情やプレーの変化は
「変化はあると思う。僕はわからないが、本人がやはりそういう一個、肩の荷が下りた部分があるんじゃないかなと思う」
―速報値ではシュート5本での勝利。この3試合の中で試合終盤でのゴールが印象的
「前半は我々も比較的うまくゲームを運べた。ただクオリティーが足りなかった。もっとシュートも打てたし、もっと得点も取れたであろうというところ。そこから後半、何とかなるだろうみたいな感覚があったのか、後半はやはり攻められた。ただ、守備陣がしっかりと体を張っていたので、(自分たちの)シュート数というのはもちろんもっと増やさなければいけない。得点とともに。ただ、やはり少ないシュートの試合もあると思う。こういう試合もあると思う。今まではそれを落としていたのも勝てるようになってきたというのは、一つキャンプからの積み上げとしては評価できる部分ではあるかなと思う」
―前半、ピッチの中央付近でのインターセプトが印象的だった
「おっしゃる通り。特に前半は全てではないがプレッシングに行こうという形で、その回数はいつもの試合よりは少ないが、奪った後にやはりしっかり我々が攻撃に行けるシチュエーションがかなりあった。そういう意味では、あの得点はまさしくそこ。あとは髙尾の良さというかダイナミックさ、そこは非常に良かったかなと思う」
―荒野は最前線や真ん中、左サイドといろいろなところにいる印象があるが、監督の指示か、それとも個人の判断か
「どちらと思いますか? (後者かなと)あぁ、荒野の判断。左サイドに張ったのはそうですね。もちろんいいと思って彼はやったこと。ただ、少しハーフタイムに実はそこを修正した。『あなたの良さは何ですか?』というところ。最後おそらく右の藤枝の中村涼選手にマークをつくケースが何度かあったが、あれ多分、上げられたら負けている。という意味では、やはり青木とのポジションチェンジというのは、さぁ果たして、どうだったのですか、とハーフタイムのミーティングでした。なので彼の良さでもあり、彼の特長でもある『自由』というものをピッチ上で表現してくれたと思う」
―冒頭の話の中で、中身をもっと肉付けしていかなければと感じたポイントを教えてほしい