コンサドーレ
2026/04/24 07:00 NEW

創立30周年の節目に見据えるクラブの現在地と未来像《河合竜二GM竜の眼》

 

30周年への思いと次世代への継承

 4月16日に創立30周年を迎えた。石水勲元最高顧問ら先人たちが発足したクラブがここまで長く続いてきたことに感慨深いものがある。この先も何十年、何百年と続けられるように、私もその一助となれればと思っている。「このクラブは一生永続的に続くものであり、その時々にいる人間がクラブのためにベストを尽くすことが何より大事だ」。これはミシャさん(ペトロヴィッチ元監督)の言葉だが、私の心にも深く刻まれている。現役時代は本当にこのクラブのためにという思いでやってきたし、引退後もその思いをより強く持って活動していかなければならないと感じてきた。このクラブが北海道の皆さまに愛されるクラブになるために今後も尽力していきたい。

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小野O.N.Oによる新プロジェクト

 30周年という節目に、ホームタウンである北海道の179市町村を10年かけて回るという小野伸二O.N.O(One Hokkaido Nexus Organizer)のプロジェクトが発表された。私自身、CRCとして引退後に同じような思いを持って活動してきたので、非常に嬉しく思うし、羨ましくもある。小野伸二ほど名前のある選手はいないし、全道の子供たちにとって非常に勇気や夢をもたらす活動となるだろう。また、保護者や地域の皆さんにとっても地域活性化のために有効で有意義な活動の一つとなってもらえたらありがたい。

 今回のプロジェクトはパートナー事業部の神谷純平が企画・プレゼンし、熱意を持って取り組んでくれた。神谷は元アカデミー出身で北海道に対する思いも強く、その熱意が皆を動かした。「クラブのために」行動に移し、石水創社長を含めクラブの皆を良い意味で巻き込んでプロジェクトをスタートさせたと思っている。
全員が同じような熱量を持ってこのプロジェクトを成功させ、北海道中を巻き込んでいきたい。私も時間と体が空けば参加し、サポートしていこうと思っている。

聖地・厚別での松本戦を振り返って

 3年ぶりとなった厚別での松本山雅戦は2-1で勝利を収めた。久々の「聖地」には、やはり独特な雰囲気があった。現役時代から聖地として戦ってきたが、サポーターがそう感じているからこそ応援の雰囲気も違ってくるのだろう。「厚別の歌」もあるということで、それだけサポーターの力が働いている場所だと感じている。選手たちにとってもこの上なく心強いことだろう。

 この日も風が強く、これも厚別らしいなと懐かしく思った。CKからセットプレーで先制点を奪う幸先の良い流れは良かった。失点シーンはチャレンジ&カバーやバイタルエリアに簡単に入れさせないといった、ディフェンスの基礎的な部分でミスが起こってしまったが、すぐに得点を奪い返せたことは大きかった。

ゴメスのボランチ起用で新たな可能性

 この試合ではMF堀米悠斗を再加入後初めてボランチで起用した。新潟時代はサイドバックが主戦場だったが、元々獲得した時にボランチもできると思っていたし、川井監督も同じ意見を持ってくれていた。本人にとっては久々のポジションとなったが、春先のキャンプでも試していたし、遜色なくやれていたのではないか。及第点の出来だったと思う。複数ポジションをこなせることは現代サッカーの常識になりつつあるので、選手の価値を上げる良いチャレンジだった。川井監督の選択肢もこれでまた増えたことだろう。

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