【一問一答】山崎福也 登板イニング数×1万円を寄付 小児がんの子供や家族を支援「少しでも元気、勇気を」
成績連動型を自ら提案
小児脳腫瘍の大手術を経験している日本ハムの山崎福也投手(33)が4日、エスコンフィールド北海道で2026年シーズンに実施する寄付活動の概要を発表し、闘病中の子供や家族にエールを送った。登板1イニングごとに1万円を寄付する成績連動型で、小児がんの子どもたちや家族を支援する団体へ贈られる。
小児がん啓発を目的にアフラック生命保険株式会社と協力し、社会貢献活動を行う。成績連動型の寄付は自ら申し出て、実現に至った。この日は北大病院で小児がんの治療をしている子供とそのきょうだいがエスコンフィールド北海道を訪れ、笑顔で対面。記念撮影をした後に「山崎選手、頑張ってください」と激励された。寄付活動について取材に応じた一問一答は以下の通り。
ー去年に引き続き、アフラックと協力して寄付を行うことになった
「率直に嬉しかったという気持ちもありますし、今病気で苦しんでいる方々もたくさんいるので、そのような人たちに少しでも、という気持ちになりました」
ー今年から成績連動型という形になった。どのような思いで
「僕自身も中学3年生のときに脳腫瘍という病気にかかりまして、その時は辛い気持ちもありましたし、精神的にもきつかったです。今はこのように治って、そのような(同じ病気で苦しむ)方々に少しでもいい思いといいますか、明るくなってほしいなという気持ちがあるので、このような活動をやりたいと思いました」
ー去年も啓発活動を行っていた。子供たちや家族からどんな声を聞いて、この活動の意義をどのように感じたか
「去年も病院などを回ったりして、たくさんの家族や子供たちとお会いしました。自分で言うのは違うかもしれませんが、すごくみなさん明るい感じというか、少し元気になってくれたかな、というのが僕自身、分かったので、そういう姿を見られてよかったですし、たくさんこのような活動をやっていきたいなと思っています」
ー成績連動型ということで、よりプレーに責任が生じてくるかと
「打たれないように、イニングをたくさん投げられるように、という気持ちでいっぱいです」
ー目標は何イニングか
「3桁の数字を投げたいですし、なるべく長いイニングを投げて、たくさん寄付したいと思っています」
ーどのような思いでこの活動を続けていきたいか
「ほんの少しでも元気、勇気を与えられればなと思っていますので、そこが一番ですね」
ーがんと闘う子供たちと家族に向けてメッセージを
「僕自身もしっかりといい成績を残せるように頑張りますし、チームももちろん日本一を目指して頑張ります。みなさまも僕が投げる姿、そしてファイターズが勝つ姿を見て、どんどん元気になってほしいですし、明るい未来を待っていてほしいです」

ープロ野球選手としてこのような活動にどのような意味があると感じているか
「プロ野球選手ならではというか、なかなかできないことではあるので。投げて見てもらって、苦しんでいる方々を勇気づけられるというのはプロ野球選手しかできないと思います。現役である限りはたくさんこのようなこともしたいですし、僕自身も元気で投げている姿をお見せしたいなと思っています」
ーこのような活動や病院を訪れることで、得られることもあるか
「改めて今こうやって治って野球をやれている、野球もそうですけど、普段の私生活も含めて本当にありがたいなと思って生活できているので。僕自身、幸せだなと思っていいのか、分からないんですけど、苦しんでいる人もいるので。そのような(闘病している)人たちもいるというのを思いながら、これから生きていきたいと思っています」