西川遥輝 生みの苦しみから脱却して優勝のピースとなる「チームが勝つのがベスト」
打撃練習する西川=撮影・桜田史宏
5年ぶりに日本ハムで迎える開幕
この苦しさを乗り越える―。北海道日本ハムファイターズの西川遥輝外野手(33)が、5年ぶりに日本ハムで開幕を迎える。もうすぐ幕開けするプロ16年目のシーズンは、打撃をモデルチェンジ。この日の打撃練習でもバットを寝かせて構えるなど、あらゆることを試している。開幕後は待ったなし。2026年、不退転の覚悟で挑む。
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開幕を前にしても、悩みはまだまだ尽きない。オープン戦打率も.152にとどまった。2三振を喫した15日の巨人戦(東京ドーム)後には「バットに当たらないと話にならない」ともこぼしていた。オープン戦が終了し、あとは開幕を待つのみ。この日の練習後には「結果出なかったら、結構苦しい」と現在の正直な思いを口にした。
フリー打撃をする西川
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横尾コーチとともに試行錯誤重ね…
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長打を追い求める〝ニュー西川遥輝〟への挑戦は、険しい道のりだ。「何一つ、今までの自分と同じ打ち方をしていない」打撃は、やはり難しい。横尾打撃コーチとも密にコミュニケーションを取りながら、試行錯誤を重ねる。新庄監督からも「打ち方(を変えるの)は半年掛かるから」と声を掛けられたという。
「やってみないと分からないし、言われないとやらない打ち方だろうし、そこは自分にとっても新しいチャレンジ」というのは理解しているが、シーズンが始まると結果も求められる。「それで結果が出なかったら、責任取るのは自分」と複雑な思いも抱えている。

もう無理って爆発するのか、ショボンとなるのか
生まれ変わらないといけないのは分かっているが、心の拠り所もないのが現状だ。「このままじゃ打てないのは、もう言われている通りなので。すぐ打てるもんじゃない。でも結果を求めたくなるから、そういった心境になった時にどうなるのか。もう無理って爆発するのか、ショボンとなるのか分かんない」。どんな心境の変化が起こるのか読めない未知のシーズンだが、自らの立ち位置は示していかなければいけないのも事実だ。
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自身に大きな迷いはあるが、チームの勝利を最優先する姿勢は変わらない。「打てなすぎたら、周りも気を使うだろうから、そうはなりたくないし、チームが勝つのがやっぱり一番ベスト。そのためのピースになるのがいいと思う」。全体練習後も居残りでバットを振るなど、最善は尽くしている。吉と出るか、凶と出るか。3日後、2026年のペナントレースが始まる。
