佐藤陽成 〝しまふく寮の味〟パワーでいざポジション獲りだ「結果を残せると信じている」
開幕戦以来の出場を目指すFW佐藤=撮影・工藤友揮
■3月24日、札幌・宮の沢白い恋人サッカー場
北海道コンサドーレ札幌はオフを挟み、28日の藤枝戦(藤枝サ)に向けて練習を再開した。大卒ルーキーの佐藤陽成(22)は、開幕戦で途中出場して以来、試合から遠ざかっている。代表ウイークで欠場する選手もいる次節の戦いで、同期に負けじと飛躍への足がかりを築く。
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タイ代表の2選手が不在
「今週の試合に出ないと、本当に自分は終わりだと思っている。今週に懸ける思いというのは強いです」。前節の甲府戦(1○0)に先発出場したMFスパチョーク(27)とFWティラパット(19)が、ともにタイ代表の活動で不在となる藤枝戦。空席となった両ウイングの座を狙って、佐藤が並々ならぬ覚悟でトレーニングに臨んでいる。「自分は結果を残せると信じてやっているので、出られたら、結果にこだわってやっていきたいです」。

プロとしての自覚
いわきとの開幕戦(0●1)でサブメンバーに入ると、後半34分から途中出場。ルーキーとしてまずまずのスタートを切ったかに見えたが、第2節以降はベンチにも入ることができない状況が続いている。「すごく悔しい気持ちが強いですけど」と本音をのぞかせつつも、「プロとしてしっかり自覚を持ってやっているつもりではいるので、一喜一憂せず、自分のプレーを練習からやっていけば、試合に絡めると思っています」。自身の課題と語る、外に張った際のボールの持ち方や判断力を向上させつつ、ストロングポイントである背後への抜け出し、ゴールへの嗅覚に磨きをかけながら、声がかかる時を待っている。
活躍する同世代の2人に負けずに…
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第5節の松本戦(0●3)では、同期のDF川原颯斗(22)が途中出場でJリーグデビュー。以降の2戦では続けて先発メンバー入りを果たしている。「ポジションは違いますけど、同期が出ているので悔しい気持ちもあります。でも2人で同期で頑張っていきたいという気持ちもあるので、自分も試合に出て、颯斗と切磋琢磨して頑張っていければ」。川原、そして前節でJリーグ初ゴールを決めた、札幌U-18、大阪体育大の先輩でもあるMF木戸柊摩(23)とは、いつも全体練習後の自主練習を一緒に行う仲。2人に負けじと、自身の存在感を試合で発揮していきたいところだ。

4年間住んでいた選手寮に帰還
チームは道外での長期キャンプを終え、札幌に帰還した。大卒ルーキーは、最初の1年間はしまふく寮で生活する決まりがあるが、佐藤にとってはアカデミー時代に慣れ親しんだ住処でもある。「中3から4年間(住んでいて)。寮母さんもずっと知っていますし、新しいところに飛び込んだとかではないので、何も気にすることなく、しっかり生活できています」。住み慣れた寮ではあるが、前回住んでいたときとは大きく異なる点がある。部屋が1人用になったことだ。「(同部屋の)相方に合わせることがないので、自分のペースで生活できる。そういう部分ではいいですね」。
食のサポートを受けサッカーに集中
一人暮らしだった大学時代には、食事の栄養バランスなどを自分で考えなければいけなかった。寮ではアカデミー時代同様、バランスの取れた食事が3食提供され、その分の意識をサッカーに振り向けることができる。「食事はやっぱりおいしいですし、良い栄養バランスで出てくるので、本当に良いなと思います」。おふくろの味ならぬ〝しまふく寮の味〟をパワーに変え、レギュラー争いに名乗りを上げる。

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