Merry BAD TUNE. 1月8日に全国ツアーファイナル 6人が思い描く未来は
札幌公演を終え道新スポーツ編集部を訪問
6人組アイドルグループ・Merry BAD TUNE.(メリーバッドチューン)が、札幌でのライブの熱をそのままに、道新スポーツ編集部を訪れた。現在「Merry BAD TUNE.FLOATING EVA TOUR2025→2026」の真っただ中で、20日には札幌公演が開催された。東京でのファイナル公演に向けた意気込みと、思い描く将来を語ってもらった。
冬に突入した札幌の地で、人の温かさに触れた。札幌でのツアー公演を終え、久留あずさは「久しぶりに来させていただいたんですけど、すごい熱く、温かく迎えてくれて、北海道の人の温かさを感じました」。
現地のファンには「やっと来てくれてうれしい」との声掛けもあったという。さらに、柊木あいなは「北海道以外のファンの方も、すごく北海道を楽しみにしている方が多かった」と笑った。

前回うまく歌えなかったリベンジが叶いました
また、星島ゆいには心に秘めていたこともあった。「前回北海道に来た時に、声帯ポリープを患っていて、うまく歌えないというジレンマがありました。リベンジというか、北海道でちゃんと自分の声で歌いたいという気持ちがあって、それが叶ってうれしかったです」。
ライブ以外の時間でも、札幌を存分に味わった。海鮮に、夜パフェ、セイコーマートにも足を運んだ。「(北海道)3回目にして、一番北海道を感じられました」(森乃ゆめは)。雪景色の札幌を満喫し、2025年のラストスパートに向けて、英気を養った。

残すは東京でのファイナル公演のみ
大阪→名古屋→福岡→札幌と回ってきたツアーも、残すところは東京でのファイナル公演のみとなった。「4都市回ってきて、そのフロアごとに色も出ていました。ツアーファイナルに向けて、良いマインドセットができたなっていう自覚があります」(三倉みく)。
そして、1月8日、東京・渋谷Spotify O-EASTにて大団円を迎える。初のバンドセットでのライブに、昔からロックに親しんできた日南りとは「普段ライブで泣かないんですけど、バンドセットでライブをするのが夢だったので(発表された際には)大号泣しました」。初の試みで成功を収め、さらなる飛躍につなげていく。
6人が見ている方向は、はっきりしている。最後に、Merry BAD TUNE.への思いを口にした。
■森乃ゆめは
行けるところまで行きたいです。その中で私たちが一番大事にしている一体感や熱量を崩さず、どんどん強めていって、みんなで完成させるライブをパワーアップさせながら、ずっと続けていきたい気持ちが強いです。

■三倉みく
大きくなればなるほど、好きでいてくれている方の生活に寄り添った活動ができると思っています。いろんな媒体を通じて、いつでもあなたのもとへ巡っているんだよという思いを込めて、グループとして大きくなっていきたいです。

■柊木あいな
5大都市ツアーの姿を届けられるのも、普段から応援してくれるみんなのおかげだと思うので、そんなみんなと一緒に、これからも見たことのない景色を見に行きたいです。見に来てくださっている1人1人と一緒にライブの生感を作れていると思うので、大きくなった先にも、1人1人に対する大切さは、ずっと胸にあります。

■日南りと
7月のアルバムをきっかけにラジオを始めさせていただいたり、いろんなメディアに出る機会がすごく増えました。バチュン(Merry BAD TUNE.の略称)は夏にとにかく強いグループです。春には最大規模のワンマンライブも決定しているので、加速して夏に大きくなっていけたらなと思っています。

■星島ゆい
デビューしてから一度もメンバーの編成を行っていません。「6人が好き」とか、Merry BAD TUNE.という空間を丸ごと愛してくださるファンの方々がすごく多いからこそ、6人でずっと一緒にいたいという気持ちが大きいです。

■久留あずさ
(目標で)同じ事を言えるというのも、このグループの良さだと思っています。普通に生活していたら出会わなかっただろうなという6人が、同じグループになって、同じ気持ちで活動ができていることが、結構すごいことだなと、このツアー期間で改めて気付かせてもらいました。

■プロフィール Merry BAD TUNE.(メリーバッドチューン)2022年7月10日にデビューした6人組アイドルグループ。デビューライブから400人を動員し、注目を集めると、勢いそのままに世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL」内の大型賞レースで優勝。さらに、新宿BLAZE、Spotify O-EAST、EX Theater Roppongiと着実に大型ライブハウスでのワンマンライブを完売させ、一躍ライブアイドルシーンの中心へ躍り出る。サウンドコンセプトに「2D POPS」を掲げ、気鋭のクリエイター、トラックメイカーを起用。幅広いジャンルを独自のデジタルポップ・ロックサウンドに仕込んだ唯一無二の楽曲は業界内外から高い評価を集める。25年7月には初の全国流通アルバム「futurmin 6mg」をリリース。
