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2025/11/05 20:10 NEW

広島ドラ1・平川蓮が母校で教育実習 〝先生デビュー〟に「楽しかった」

広島ドラ1の平川は、母校・札幌国際情報で行われた教育実習で保健体育の初授業を行った=撮影・西川薫

放課後は野球部練習に参加

 ドラフト会議で広島からドラフト1位指名を受けた仙台大の平川蓮(21、札幌国際情報)が5日、母校で教育実習初授業を行った。同校からドラフト指名は2006年の作田啓一さん(巨人育成6巡目)以来で、1位は初めて。放課後には野球部の練習にも参加した。

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 スーツをバリッと着こなした〝平川先生〟による50分の保健体育、最初のテーマは「飲酒と健康」。パソコンで約1時間かけて作成したワークシートを使って、和気あいあいと授業は進んだ。ペースがつかめずに最後の10分が余ってしまい、担当教諭で元日本ハムの有倉雅史監督(58)に助け舟を求める場面もあったが、授業終わりには生徒から拍手も起こった。「楽しかったっすね。カンペがあったんですけど、自分の教室にカンペ忘れて。それで、最初てんぱって思ったよりうまくいかなかったですね」と苦笑い。有倉監督は、教え子の授業っぷりに「準備不足。戦力外ですね(笑)」と手厳しい評価を下した。

父からは「遅刻だけはしないように」

 教育実習に臨むにあたり、父であり、教員として大先輩である北海高の平川敦監督(54)からは「遅刻だけはしないように」とくぎを刺されていた。4日は校内でサインを求める女子生徒らに囲まれるなど、ちょっとしたフィーバーが起きたが無事、本格実習初日を終えた。

授業で明かしたストイックな一面は

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