【一問一答】深井一希が6カ月ぶり出場「負けを繰り返していると、どんどん厳しいクラブに…」
後半途中から出場し、自陣のゴール前で懸命に守るMF深井(中央)=撮影・中本翔
■J2第35節 千葉5-2札幌(11月2日、千葉・フクダ電子アリーナ)
今季限りでの引退を表明している北海道コンサドーレ札幌のMF深井一希(30)が後半32分から途中投入され、4月25日大宮戦以来、約6カ月ぶりの出場を果たした。試合後の一問一答は以下の通り。
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―厳しい内容の試合
「厳しかったですね。使ってもらえたので何とか1点でもと思ったけど、入ってすぐ失点してより厳しくなった。相手の勢いにやられたと思います」
後半途中から出場し、攻撃に参加するMF深井
―久しぶりの試合出場
「あれだけ攻め込まれて余裕はなかったです。自分の気持ちに浸っている余裕はなかった」
―アウェーに2400人のサポーターが駆けつけた。声援は聞こえていたか
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「すごく声は聞こえましたし、関東にもたくさん札幌のサポーターがいる。そういう方たちの前でプレーできたというのは唯一、良かったかなと思います。ただ、もっとチームとしてやらないといけない。このような負けを繰り返していると、どんどん厳しいクラブになっていく。チーム全体でいろいろ見つめ直さないといけない」

―きょうの敗戦でプレーオフ進出の可能性が消滅した
「個人としては今年、何もできなかった。本当に責任を感じています。本来ならバリバリ中心となってやっていかないといけなかった。引退を決めて、いろいろチームには迷惑をかけた。今後は自分が指導者になって、しっかり恩返ししないといけないと思います。チームとしては、もし仮にこのまま苦し紛れに上がったとしても、多分すぐ落ちてしまう状況だと思う。いろんなところをしっかり作り直して、またJ1でしっかり戦っていけるチームになっていきたいが、簡単ではない」
―今シーズン、チームに足りなかったことは
「一人一人の意識が低いとは言わないけど、もっと上を目指さないといけない。特に若い選手。このまま行くとずるずるとJ2、もしくはその下っていうのもあり得るので。責任を持って取り組まないといけない。自分に対して厳しくしながら上を目指さないと、本当にかなり危険だと思う。(高嶺)朋樹を中心にやってくれましたが、そこに自分が加われなかったことに責任を感じています」

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