【いよいよドラフト会議】北海道関係の指名200人目の大台へ 2015年Fジュニアから最多4人なるか

1チームから複数指名は過去2人が最多
さあ、いよいよドラフト会議だ(23日午後4時50分開始)。北海道関係では高校、大学から21人がプロ志望届を提出している。1965年のドラフト制度施行から北海道関係で指名されたのは、昨年までに199人(拒否も含む)で、200人の大台に到達するのは確実だ。投手1位指名は22年にロッテから指名された菊地吏玖(25、札大谷高出)、野手1位は12年に横浜から指名された白崎浩之(35、岩見沢緑中出)以来だ。支配下に限れば過去最多指名は2005年の7人、育成も含めれば24年の10人。また道内の単一チームから同時指名は、これまで2人が最多だったが、6人が提出している北海学園大から3人以上指名されれば、これを更新する。
4年前にF松浦とG大津がプロ入り
日本ハムファイターズジュニアOBからは、これまで9人がプロ入り。今年は2015年のメンバーから、25年大学日本代表・秋山俊外野手(中京大4年、登別緑陽中出)と、23年大学日本代表・宮下朝陽内野手(東洋大4年ー北海)の2人に指名の期待がかかる。4年前のドラフトで、日本ハムに松浦慶斗投手(22、大阪桐蔭高-旭川明星中)、巨人に大津綾也捕手(22、北海高)がプロ入り。今回2人が指名されれば4人となり、FジュニアOBでは世代最多となる。
高校別では、工藤と宮下が北海高出身。北海からは4年前のドラフトで、ソフトバンクの木村大成投手(22)と、大津捕手がプロ入りしており、今回2人が指名されれば同期4人が日本最高峰の舞台で再会する夢が広がる。
出身地別 登別市、由仁町から初の指名なるか
主な道産子の出身地別では北海学園大・高谷舟投手(22)ら札幌市が8人。秋山と健大高崎・石垣元気投手(登別西陵中)が登別市出身。札幌日大高・窪田洋祐投手は由仁町出身で、両市町からは初の指名。宮下は黒松内町出身で、広島・滝田一希(23、寿都高)に次いで2人目。北海学園大の常谷拓輝内野手(札幌静修高)は江別市出身で、昨年阪神入りした早川太貴(25、くふうハヤテ-小樽商大)に次いで2人目となる。