《SHINJOの信条》本当に野球をしている子どもたちに、勇気を与える選手ですよね

■パ・リーグ21回戦 西武4-5日本ハム(9月13日、エスコンフィールド北海道)
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(53)の一問一答は以下の通り。
―(試合を振り返って)
「ここまで来たら、誰が打ったとか、誰が打たれたとか、もう(関係ない)。全員で、勝ちを取りに行く。きょう、(ベンチに残っている選手が)ほとんどいなかったからね。もう、それしかないですね、今は。ただ、バントのミス、守備のミス、走塁のミス、フォアボールとか、そういうところはやっていかないと、痛い目にあうということ。以上(笑)」
―勝てたことは大きい
「勝たないといけない、当然、という気持ちで、選手も全員がそういう気持ちでやっているから。負けるという意識は全くないです。以上(笑)」

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―柳川の代わりに上原が抑えを務めた。今後は
「こればっかりは、分からないです、これから。柳川くんが腰を痛めてしまったから。相手の打線によって代わるだろうし。上原くんはずっと抑えてくれていて、(きょう打たれたことは)本人が一番悔しいと思います。このままシーズン終わりまで、良い形で終わりたかったと思う。でも、本人にも伝えたんですけど、ああいうときこそ、テンポ良く、バッターがタイムをかけるぐらいのリズムの良さで。もともとリズムが良い子なので、その中でバッターのタイミングをずらしていく。そんなに硬くなっても、良いボールは放れないので、どんどんどんどん、ストライクゾーンに投げてもらえれば、ボールが良いから、打ち損じてくれますよ。あとは野手が守ってくれる、というぐらいの気持ちで、次は行ってもらえたら」
―斎藤が161キロを連発していた
「スピードガンの方ばっかり意識されても困るなって(笑)。次は163、2って。うわーってね。でも、良いボールでしたね」
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―清宮が最後、よく打った
「もう、打つと思いましたよ。決めるだろうなって。その前の! (九回、一打サヨナラの場面で、清宮の中堅後方への打球を背走してキャッチした西武の)西川くん、タッチダウン?(笑)。何メートル走ったよ? たぶん、43メートルぐらい走って、ボールを捕って、すぐ(3アウトだったが送球)。あれ、アウトカウントを間違えるぐらいの気持ちじゃなきゃ無理ですよ。あれは良いプレーでしたよ。あれだけ高いフライが上がって。ちょっと低いぐらいの方がまだ、捕りやすいんですよ。あれは素晴らしかったね。前の五十幡くんの、レフトの後ろの(打球をキャッチした)あれを思い出しました。あれも難しかったけど、きょうのフライも難しいですよ。よく捕ったなー。でも、(西武の)滝沢くんもね、あの場面でしっかり(九回2死満塁で同点適時打)。年を重ねるごとに成長して、あの体でね、本当に野球をしている少年、子どもたちに、勇気を与える選手ですよね」
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―清宮が打ちそうだと思った理由は
「何となく。スリーワンになってほしいと思っていた。でも、その前に、ムードメーカー(奈良間)が決めてくれないとね。笑っている場合じゃない。でね、水野くんのあの(七回に失策した)プレー。ああいうプレッシャーがかかるところで、軽快に捕って、ファーストに投げる。気持ちは分かりますけど、それをやっていかないと、このプロ野球の世界でずっと長くレギュラーは張っていけないので。ちょっと、あれは悔しかったね」
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―四回、野村の代走で五十幡を出した。勝負を早めに、と最初から考えていたか
「センターにボールがたくさん飛びそうなイメージがあったから、ちょっと外野に一人ぐらいは守備範囲のある選手を置いて、(五十幡なら)指示もできるしと思って。野村くんが悪いとかではなかった。ちょっと守備を固めようかなと」
―同点のまま十二回に入ったら、畔柳だったか
「うん。畔柳くんが行って、生田目くんにも何かあったら矢沢くんで、(外野に)中島くんを入れようと」
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