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【プレーバック】パ・リーグ21回戦 西武4ー5日本ハム(9月13日、エスコンフィールド北海道)

清宮がサヨナラ打 勝利投手は杉浦
日本ハムは本拠地エスコンで西武と対戦し、延長十一回の末、5-4でサヨナラ勝ちした。4-2と2点リードの九回に同点に追いつかれたが、延長十一回2死満塁の場面、5番・清宮幸太郎内野手(26)が中前適時打を放ち、4時間40分の熱戦に決着をつけた。
先発は加藤貴之投手(33)。六回途中5安打2失点で勝ち投手の権利を得て降板したが、追いつかれたためこの日の今季9勝目はならなかった。延長十一回に7番手としてマウンドに上がり、1回をピシャリと3人で締めた杉浦稔大投手(33)が今季2勝目を挙げた。
まずはホームラン攻勢で、主導権を握った。一回2死、3番・フランミル・レイエス外野手(30)が先制の30号ソロを右翼スタンドに叩き込んだ。三回には先頭の今川優馬外野手(28)が右越え2号ソロ。四回に西武の外崎にソロ本塁打で1点返された直後の攻撃、1死一塁の場面で8番・石井一成内野手(31)が5号2ランをこれまた右翼スタンドに運び、リードを3点に広げた。
加藤貴の降板後は小刻みな継投策に入り、八回に登板した4番手の斎藤友貴哉投手(30)は自己最速の161キロを連発し、3者凡退で西武打線を封じた。九回のマウンドに上がったのは、左腕・上原健太投手(31)。先頭から連打を許し、1死後四球で満塁のピンチを迎える。二ゴロの間に三走が生還し、1点差に迫られる。死球で2死満塁となり、西武・滝沢の左前適時打で同点にされた。
延長十一回。2死球と単打で2死満塁となり、サヨナラのお膳立てができた打席で、清宮が期待に応えた。逆転優勝へ、ひとつも落とせない戦いが続くなか、総力戦で接戦をものにした。
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